動物病院で働いて

臨床8年目の獣医師の日々

はじめまして:ブログ「動物病院で働いて 臨床8年目の獣医師の日々」

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 はじめまして。臨床8年目の獣医師です。

 

動物病院で働いていると「病気を治すってなんだろう」とか「いろいろな考え方の飼い主さんがいるなあ」とか、あるいは「命というものは・・・」など、日々の診療を通して、さまざまなことを考えます。

 

毎日、多いときには1日45頭ほどの動物を診療します。僕は総合医、つまりは何でもみる獣医師です。犬と猫、ときにうさぎや小鳥、フェレット、まれに亀。吐いている、下痢をしている、足をひきずっている、けいれんしている、目がみえない、かゆがっている、口が臭う、水を大量に飲む、体にできものができた・・・毎日、いろいろな病気を診療します。

手術は軟部外科だけをてがけます。

 

1日中、いろいろな飼い主さんの、いろいろなペットの、いろいろな病気をみる。毎日があっという間にすぎて、自分の勉強になったり、命について考えるヒントを得たりすることがあっても、記録にとどめないと、次の日には忘れることが多い。もったいないとおもう。

 

そこでブログに日々の出来事を書きのこすことにしました。僕はそれなりに大きい動物病院の副院長で、その病院の公式ブログを執筆しています。

ただ、あまり踏み込んだこととか、個人的な意見とかはなかなか書きづらいのが実際です。このブログではそうした立場を捨てて、動物病院で働いている獣医師がなにを考えているのか、動物の治療とはどういうものなのか、飼い主さんにも興味を持っていただけるような内容も書きたいと考えています。